バンダイになりたがるコナミ
コナミ――“アニメコンプレックス”を展開
以前から、コナミはバンダイ的な事業をやりたかったらしい。本来、タカラを買収したのもその戦略の一環と考えられます。
アニメの内容に介入するため、アニメ会社やファンからは「金儲け主義」的な目で見られる部分もあるバンダイ(おもちゃを無理やり登場させる、など)。でも、現在の日本におけるアニメーション事業を、ビジネスモデルの面で支えてきた会社であることは否めません。TVの枠を持ってくれるのもバンダイ、ビデオを売ってくれるのもバンダイ。
まだ有料課金モデルが定着しなかったネットワークゲームビジネスにおいても、「ポトリス」という韓国産ゲームを無料でユーザに提供して、「その後、キャラクター商品を出して儲ければイイや!」という考えを持っていたようです。
コナミはそういう位置づけを目指しているのでしょう。ドコでも儲けられるような、柔軟な企業・マーケティング体質。
でも、それって普通は結構難しいと思うんですけどねー。コナミなら、やっちゃうのかな?
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