「サボる」はフランス語から
「サボる」は「サボタージュ」という、「怠業」を示すフランス語からきた言葉なんですよね。時代劇にも出てきそうな位、すっかり日本語になってしまっています。
英語が元の動詞は結構あると思います。ミスる、トラブる、コピる、コンピュータが「ハングる」、プリンターが「ジャムる」なんてのもありますね。
…日本語の乱れ、みたいなことを言われそうですね。
言葉は思考の概念を表すものであり、思考に直結する物です。私たちが経験の上で獲得した思考の概念で、人間同士交換可能なモノを「言葉」で交換しているのだと思います。
日本語に適当な語彙がない場合、他の言葉を吸収していくというのは、新しい思考を求めるという時代のニーズが反映されているのだと思います。
「日本語の乱れ」論は、日本語が体系として成立しているためにそれを崩すとよろしくない、という視点だと思いますが、日本人の思考が旧態依然とした日本語体系に縛られる方が、不健全だと考えます。
…そんなことはさておき。
プレステ2用のゲーム「街道バトル2」のポスターには、キャッチフレーズとして「峠る(ドリる)」と書いてありました。ドリフトする、の略でしょう。
これは、厳しいカーブを抜ける時、適当なラインが見つからない場合、既存の概念にとらわれない新しい走行方法を求めるという時代のニーズが反映されているのだと思います。
…嘘です。現実世界では、ちゃんとグリップして走りましょう。
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