腹にいちもつ 背に荷物
--「ああ、そうなんだ~。」
と声を上げてしまいました。
FMラジオ番組「AVANTI」で言っていました。
いままで、「腹に一物」しか知りませんでしたので、ちょっと感動しました。(無学…)
ところで、「腹に一物ある人」って、ほとんどワルイ意味で使われますけど、「背に荷物」と聞くと、元々はそんなにワルイ意味じゃないのかな?と思ったりして。
…このとき持っている荷物は何なんでしょうね?
思い浮かぶ情景として
1.イイ意味でとらえると
「胸に他の人間とは違う志を抱いて旅に出る」
2.ワルイ意味でとらえると
「誰かを殺そうと凶器を持って、悟られないように出かける」
なんか、心理チェックとかできそう。でも、2.の方はちょっとムリがあるかなぁ?
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本当の語源については、下記サイトで議論していたようです。
江戸中期の文楽(日本の伝統人形劇)に「伊賀越道中双六」と言うのがあり、
「心に一物、荷物は先へ、道を早めて急ぎ行く。」…でした。
十兵衛と言う男が旅の途中、偶然出会った生き別れの自分の父と自分の妹に、自分の正体を明かさず、(同行者を先に行かせているので)心惹かれながら出発する様子、とのこと。
ほら、1.じゃないか、と思ったのですが、
行き先は「吉原」だそうです。
ん~、十兵衛さん、どっちだか分からんぞ!(^-^;
(吉原って聞いちゃうと、「一物」が違う意味の可能性も…あ、失礼。)
ま、分からないところが、「腹に一物」なのかもしれませんね。
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