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2004.05.01

「萌えの壁」

「萌え」感情が理解されない理由(Simple)

感情は文化的意味であり、社会的に構成される。そのため、「萌え」の文化に接触していない人には、「萌え」感情は理解されない。
原始人にお金を見せても紙切れにしか思われないが、実際流通しているところを見せればお金と認識する。
「カワイイ」的な感情を、「萌え」と再定義する共同体が「萌え共同体」であり、そうでない人との間には「萌えの壁」が存在する。「萌え共同体」は、現在に置いては「オタク集団」とニアリーイコールである。

だから、「萌え」を説明しようとするのには、限界がある。

「恋愛」感情を定義しようとしても不可能で、答えも「十人十色」であることと構造は同じである。
『「恋愛」って「好きになること」でしょ?』
『でも、好きと恋愛は違うじゃん。君は花が好きでも、花に恋するは思わないだろうし、恋人じゃないけど好き、っていう人もいるでしょ?』

と言うことな訳です。だからといって考えるのを放棄するのもちょっとイヤなので、限界を感じつつ考えてみると、「萌え」とは

・カワイイという感情に根ざしている。

・「萌える」であって「萌えれる」ではない。

・傍観者的性質よりストーカー的性質がある。

・どうも、実在の人物に対しては「萌える」を積極的に使わない。使うとしても、恋愛と区別している。逆に、(オタクの)「恋愛」は「萌え」ではない(ことが多いとおもわれる(苦))。

いや~、やっぱり分かりにくいなぁ(^-^;

やはり、「萌えの壁」を突破しないと分からないのかも。
「萌えの壁」、それは、「JR秋葉原駅電気街口の改札」なのかもしれない。(?)

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コメント

nakoさん、
はじめまして、こんばんは、misakoと申します。
実は私きのう勇気をふりしぼって夫に
「”萌え”って気持ち悪い」
って言いました。
彼がたまにネットで(主にブログで)使用しているからです。
そうしたら
「女の人は嫌いだよね」
とサラッと受け答えてました。
生理的に受け付けないんですよね、萌えって。
深く考えないようにしてます(笑)

キモいっていうのは、どうキモいのか、とっても知りたい(^^;
「生理的だから」「なんとなく」「とにかくイヤ」とおっしゃりたい気持ちも分かりますが、そこをなんとか(^^;
何を連想するか…オカマを連想する、オタクを連想する…どの辺なのかな。

上でイロイロ考えているのは、最近女の人も「萌え」を使うようになったからなんです。どうも、よく分からないんですよね。なお、私はあまり使いません。「かわいい」という言葉もあまり使わないかな。

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