選挙戦
6月に 「自みん」「みん主」と 蝉の真似
…降り注ぐ日差しだけで暑いのに、大音量の暑苦しい演説が降り注いできます。ビルに染み入る 鬨(とき)の声。
あの音量は何とかならないのでしょうか。車で走っていて、後ろからずっとついて来られたりすると、ラジオや音楽が聞こえなくて嫌な気持ちになります。
選挙カーからの演説の内容で候補を決める人も、世の中にはいるのでしょうか?私の回りには、そういう人はいません。名前の連呼は、効果があるのかもしれませんが、「名前だけ覚えてくれ、名前だけ書いてくれ、あとは何も考えなくてイイから。」と、選挙民をバカにしている気がするんですよね。
逆に考えてみます。我々は、投票する人をどうやって決めるべきなのか。
国家予算を国民一人あたりで割ると、年間60万円くらいです。私の60万円の使い道を考えてくれる国会議員は誰なのかを選ぶ、と考えると現実味が沸いてきます。
なんとなく、自分の1票では何も変わらない、と思ってしまいます。でもそれは、70兆のうちの60万では何も変わらない、と思うのと同じです。たしかに割合としてはとても少ないけど、60万は60万です。
だまってると、この60万円は他の奴らに良いように使われます。というか、ほとんどの人にとって、他の奴らに良いように使われてきたのが、この国の歴史です。選挙は、それを防ぐための戦いです。実は、ある選挙区の有権者にとっては、同じ選挙区のほかの有権者との「戦い」なのです。
自民みん蝉か、みん民主蝉か、あるいはその他か。
微妙なさじ加減でも、国は動くと思うんです。
その投票する候補者を決めるための、候補者や政党の情報は、いくらでも手に入ります。新聞・TVはメディアのバイアスがかかっているとしても、今やインターネットがあります。国民の側が、積極的に情報を得ようとすれば、候補者側も街中でわめき散らさなくてすみます。CDやコンサートでファンに支えられたビッグなアーティストは、迷惑なストリートライブをやらなくても良いのです。
少なくとも、あと2週間も選挙運動をやってくれなくて結構です。週末に「とっとと投票」と言うわけにはいかないのでしょうかね?そういう提案をするところには、投票しちゃうかも?(不謹慎?(^-^;
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・最近は不在者投票とは言わなくて期日前投票とかいうそうです。ウチはさっさとこれで済ましてしまいます。昔みたいに理由を詰問されることなど一切ないので、気軽にやってみてはいかがでしょう。
・とはいえ街頭演説はうるさいだけですね。成人であれば誰にでも選挙権のある、普通選挙制の代償かもしれません。
投稿: satoshis | 2004.06.25 11:51