日本語Windowsは「haikuでエラー通知」?
ITメディアの記事より。
アメリカでは、ITの都市伝説として、こういうものがあるそうです。
日本語版Windowsは俳句をエラーメッセージに使っている…はい?
噂の元は、企画で「haikuによるerror messageコンテスト」というのがあったから、だそうです。英語でhaikuと言っても日本語の5/7/5にはならないので、俳句文学的表現、と言う感じになるでしょうか。
どんなものがあるかというと、例としてあげられているのが、
Three things are certain:ベンジャミン・フランクリンの格言で
Death, taxes, and lost data.
Guess which has occurred.
"Nothing is certain but death and taxes.
-「死と税金以上に確かなものはない」
というのをもじって作られたネタですね。訳すと
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【メッセージ】
人間には、逃れられないことがことが3つあるといわれている。
「死」「税金」「データの消失」。
このうちの一つが、実際に起こったと思われる。
-by Windows
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他に、
Yesterday it worked.というのもあります。日本風に言うと
Today it is not working.
Windows is like that.
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【メッセージ】
人間は「朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり」と言われる。
OSも同じである。
-by Windows
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蓮如の言葉。白骨というか、「ゾンビプロセス」がメモリ上に沢山残っていたりするかもしれません。
それにしても、こういうのが「都市伝説としてある」ことが面白いですよね。
ひょっとしたらコンピュータって、世界の人に日本的観念を感じさせる有力な道具なのかも知れません。茶室には、花や掛軸より、Windowsの画面を。「ししおどし」より、アラート音を。三つ指ついて、[Ctrl]+[Alt]+[Del]を。うーん、侘び寂び。
コメント
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しかし、この俳句エラーメッセージ、サービスパックで「売り出せ」ば、結構売れそうな気がしますね。
どのみち今のメッセージは全く無意味なので。
投稿: GreenThumb | 2004.08.15 14:57
ページ違反とかいわれても、わかんないっすよね。
「Wordが勝手にこのメモリを使いました」っていわれても、「いや、メモリの管理はOSの仕事でしょ?」って感じがするし、「そもそもWindowsもWordも両方MSでしょ?」って感じがするし。
コメントありがとうございました!
投稿: nako | 2004.08.16 12:09