吾亦紅
昨日の日曜日は、親戚の家(品川区)の近くの神社がお祭りで、遊びに行きました。酒も料理もごちそうになって良い気分になっていると、親戚のおばさんがポツンと
「外にワレモコウが咲いていて綺麗ね」
と言ったのでした。ワレモコウ(吾亦紅)は、秋に咲く花の名前です。そのおばさんは私に「ワレモコウ、知ってる?」と続けました。
私は、「ああ、正岡子規だったか高浜虚子だったかの句で
っていうのがありましたよね」と返すと、少し驚いた様子で、「へぇ、ものしりねぇ。」とニコニコとしていました。
実はこの前日に、NHK教育テレビ「俳句入門」で、この句の紹介をしていたのをたまたま見かけていたのでした。(^-^;
漢字では
1.吾亦紅
2.吾木香
3.割れ木瓜
など、様々な書き方があるようです。木瓜紋[もっこもん](木瓜[ぼけ]の花を元にした家紋)が割れているような形をしているから、という「3」の字が元になったとされています。しかし、上記の句(高浜虚子ですが)にあるように、吾亦紅と書くのが一般的のようです。
「本当は『ボケ』なんですけどねー、風流にごまかしました~!」という名前の由来が、直前に仕入れた知識で対応した私の行動と重なって、少し可笑しく感じました。
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コメント
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なこさん、TBありがとうございました♪
投稿: 常葉 | 2004.09.13 20:45
どもですー(^^)/ 美しい写真、見習いたいです!
投稿: nako | 2004.09.14 08:40