温泉が身体に良い理由(入浴剤との違い)
昨日は、箱根に「日帰り温泉」に行ってきました。入ったのは、様々な日帰り温泉サイトで好評を得ている「天山」という施設です。
◇天山
モダンでオシャレな内装、広い浴場、さすがに人気No.1だけあり、十分に満足でした。リピーターになりそうです。(すごく混雑するのが難点ですが)
…で、ここにパンフレットが置いてありまして、そのなかに「温泉は病気に効かない」という内容が書いてありました。かいつまんで書きますと、
---
・温泉は「病気」に効くのではなく、「病人」に効くのである。
・人間の自然治癒力、調整力を高めるための刺激として、有効であると考えられる。
・地底の高圧環境で多量のイオンが溶けている温水が、一気にくみ上げられたのが温泉である。地上の環境では不安定な(そんなにイオンは溶けきれない)ため、徐々にもとに戻ろうとする。ここに刺激がある。
---
「地下から吹き出す(くみ上げる)」というところにポイントがある、という考え方です。「なるほど」と思いました。
上記内容は学術論文からの引用、という形で掲載されていました。しかし、温泉の有効性についてはいろいろな解釈がありまして「温熱効果」「浮力、水圧効果」「転地」なども挙げられます。(「病気に効く」という主張もあります。)
[参考]◇温泉とお風呂の効用
ともかく、「入浴剤入りの浴場」と「温泉」って、効果がどう違うんだろう?と漠然としていた疑問に対して、「なるほどな」と思わされた文章でした。
« OAZO(オアゾ) | トップページ | ニュースクリップ集:09/13-09/19 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント