猫アレルギーを揺るがす事態
私は猫アレルギーです。見ている分には「かわいい~」と思うのですが、その勢いで撫でてしまうと、下記の症状を発症します。
・目は充血
・鼻水は止まらず
・せきが出て
・じんましんが出る(超かゆい)
「好きなんだけど、近づけない」というこの状況は、私が生きてきたなかで、猫以外にも良くあります。我が人生を象徴しているとも言えます。そこで、自分の日記を「なころぐ」と名付け、以前は猫をタイトル画像に使っていました。そんな感じで、ほのぼのと生きてきた私。
ところが!そんな見せかけの平和を根本から揺るがす事態が!
◇人間へのアレルギー反応抑え、「遺伝子組み換え猫」開発へ(CNN)
なんですと!
米バイオテクノロジーの「Allerca」社(本社・カリフォルニア州ロサンゼルス)は26日、遺伝子組み換え技術で人間のアレルギー反応の原因となる物質の生成を抑制した「猫」の開発に着手したと発表、予約の受け付けを開始した。そんなこと、どうやってできるの?
猫アレルギーは、猫の皮膚や唾液(だえき)腺に含まれる強力なタンパク質が原因とされ、免疫を持たない人が猫に触れると目のかゆみや鼻づまりなどを生じるほか、小児アレルギーやぜんそく、気管支炎を引き起こすこともある。(これに対し、遺伝子組み換え技術を利用した)「ジーン・サイレンシング(発現抑制)」と呼ばれる技術を用い、このタンパク質の生成を抑制させる。…うう、説得力はある。
・米国だけでも総人口の1割に当たる2700万人がこのアレルギー
・価格は1匹3500ドル
・去勢/避妊して、子供を作れないように操作して出荷
っと、まあ、金儲けの準備は出来ているわけです。
で、この件が「そんなことをするのは、なんかヤバいんじゃない?」と感じるのは何故なのでしょう?
この遺伝子組み換え猫と、AIBOの間にあるものはなんなのか?
生命に対する尊厳性が崩れていく感じがするんですよね。やわらかく言えば、イメージが変わるというところでしょうか。そんなイメージ変化に対して「やっぱり、生命は機械じゃない」と、頭のどこかで言っている。生命倫理ってヤツでしょうか。
まあ、これも一種のアレルギーなのかもしれません。猫アレルギーな私は、猫アレルギー対策猫へのアレルギーもある、ということでしょうか。
そして、見せかけの平和はまだ続く。(^-^;
コメント
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す、すごい情報ですね。
遺伝子くみかえ大豆ですら大騒ぎなのに....
それにしても、出荷ってところが、商品ですね。
家畜的愛玩動物 ってことでせうか。
あちしも、どうも、猫は大好きだが、受け入れがたいものが。
でも、猫アレルギーさんで猫好きさんには朗報なのかな?
投稿: NON@ねころぐ | 2004.10.29 09:04
はじめまして<(_ _)>
私も思いっきり猫アレルギーです。
でも、猫飼ってます。
飼い始めてから猫アレルギーがわかったので
どうにもならず、ずっと飼い続けています。
喘息がひどく、死にそうになったこともありますが…
遺伝子組み替え猫なんて飼いたくないですよぅ!
なんか、世の中どうなっていくのか
本当に怖いですね(涙)
投稿: kanappy | 2004.10.29 12:51