ナンを巡る戦い
「カレー2種+焼きたてナン食べ放題 850円」
年末の挨拶回りの合間に、手早くひるごはんを食べようと、通りがかりのインド料理屋に入りました。
30席くらいの店で、コックが1人、ウェイターが2人のインド人。入り口付近の席に案内され、「チキンとマトンのカレー」をオーダーして、料理が出てくるのを待ちました。
「ナンおかわり下さい!」と、店の奥の方から声がします。見ると、20代のサラリーマン、8人のグループの様です。
で、こいつらが、ナンをおかわりしまくるんですよ。
コックさんは1人しかいないので、ひたすらおかわりのナンを焼きまくるのです。おかげで、いくら待っても私のカレーが出てこない!
私の左隣に、同じ境遇のサラリーマンがいました。携帯電話で「すみません。カレー屋に入ったんですけど、いくら待っても出てこないので、ちょっと遅れます」みたいなことを言ってます。私も(20分以上待っているので)「まだですか?」と店員さんに言ってしまいました。
「イマデキマス!」「イマデキマス!」と必死にナンを焼き続けるコック。それでも「ナンおかわりー」を連発するサラリーマン軍団。ぶち切れ気味の我々。殺伐とした店内。
「ナン」は「難」。難しい食べ物なのです。
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