ぎんブラーマン参上!
冷たい雨の降る、休日の銀座。
待ち合わせ場所のデパートに向かって、私は早足で歩いていました。
私は、歩くとき、あまり周囲の風景を気にしないで、「ぼーっ」と歩いていることが多いです。向こうから知り合いが歩いてきても、自分からではなく相手から「どーも!」と声を掛けられます。
しかしそんな私ですら、一瞬にして目を奪われた「男達」がいたのでした。男4人が後ろから来て、早足の私をズカズカと追い抜いていったのですが…。
全員、40歳くらい。顔はコワモテで、髪はオールバック。傘も差さず、ガンとばしまくって歩いています。
問題はその服装です。上はジャケット、下はスラックスの「スーツ」姿。 「白スーツ」でも「黒スーツ」でもなく、「白黒ハッキリしている」男達。
おわかりですか? そう…【ゼブラ】です。上から下まで「シマウマもよう」のアニキ4人組。哀川翔からゼブラーマンへの変身が中途半端に止まった状態×4人。銀座中の視線を一身に浴びています。
そう、ここはサバンナではなく、銀座です。横断歩道に溶け込もうとしているわけでもなさそうだし、意図がハッキリしない。分からない。気持ちが悪い。
デパートで待ち合わせた友人に、その衝撃を伝えようとしたら、「まー、そういう人っているよね」と、さらりと流されました。普通のことなのでしょうか?
東京という街は、「ビルのジャングル」「心の砂漠」「服はサバンナ」。素敵な街ですなぁ。
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