ばりかた、はりがね…麺のゆで加減について
Airblogに、ラーメンのゆで方についての事が書いてありました。
めんかたというのは一部のお店でのみ通用するテクニカルタームかと思っていたのですが、さにあらず。だいたい、どこのラーメン屋(例:喜多方ラーメン小法師、げんこつ屋 etc.)でも通用する、普通の用語。私は普段「ゆでかたは?」と聞かれても、「普通」と答えます。替え玉をするときは「かため」とオーダーします。私はその程度なんですが、お店にいると、いろいろと用語を聞きますね。
ということで、調べてみました。私なりに見聞きした用語を、8段階に並べます。やわらかい方(良くゆでる方)から行きます。
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1.超柔らかめ(ちょうやわらかめ・ごくやわ・ゆでゆで)
ほとんどの人はオーダーしないであろう、この注文。お店で1回だけ、聞いたことがあります。
2.柔らかめ(やわらかめ・やわ)
これも、滅多に聞きませんね。スパゲティはアルデンテ、という金科玉条がラーメンにも流用されていると思われます。でも麺によっては、茹ですぎていても美味しいし、スープとなじませたい場合には有効。
3.普通(ふつう)
お店の人が、一番美味しい、あるいは一般ウケすると判断するゆで加減がこの「普通」でしょう。私は、初めて入る店では、このオーダーをします。
4,硬め(かため・かた)
らーめんのシコシコ感や、小麦香を感じたい場合の指定。
5.ばり硬(ばりかた・ばり)
ここから上は、基本的に九州ラーメン用語ですね。だいたい、ゆで時間が20秒から60秒くらい。「ばり」は、食感を表している言葉なのか、あるいは「すごく」という意味の九州弁か。
6.針金(はりがね)
10~30秒くらいか。針金っていうのは、言い過ぎだと思うけど。バリ硬でも不満な方に。
7.粉落とし(こなおとし)
2~10秒くらい。お湯に通して、麺の粉を落とすだけ、という意味。ほとんど生麺。メニューとしては用意されているが、素人にはお勧めできない。
8.湯気通し(ゆげとおし)
もはや、ゆでない。衛生的に大丈夫なのか?
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店によって呼称ががいろいろ変わっていたり、順番が変わっていたり、段階が少なかったり、あるいは指定できなかったりとありますが。日頃の麺生活にマンネリ感を感じている方は、是非チャレンジしてみてください。
参考:
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