分かりにくいのがクール
いま、東京の女子中高生の間で「空前の方言ブーム」であると、TBSのニュース番組で言っていました。「めんそーれ」「なまら」「どえりゃー」「どぎゃんしたと?」など、さまざまな地域の方言の単語を織り交ぜて喋るらしいです。パッと聞くと、どうにも意味が分かりにくいんですが。
「少女は、ことば文化の発信者」
ベタな言い回しですが、的はずれでもないでしょう。既存ツールに飽きやすいのか、あるいは自分たちだけのコミュニケーション手段を確立したいというフロンティア精神にあふれているのか。
記号を駆使した「≠〃ャ儿文字 (ギャル文字)」ってのもあったし。そもそも、「ひらがな」自体が平安時代のギャル文字とも思えるし。
---
アメリカの少女の間では、現在「空前の少女マンガブーム」なんだそうです。もちろん日本のマンガで、花より団子とかが読まれています。これはフジのニュースで言っていました。
アメリカの少女マンガも、最近では、マンガの背景に書かれる「擬音(ダダダダ、とか)」が英語に訳されず、日本語のまま書かれることも多いんだそうです。彼女たち曰く「書いてある日本語の意味はちゃんとは分からないけど、分かりにくいところがcool!」なんだそうです。
そんな、分かりにくいことが好きな女の子たちの、分かりにくい女心を「わかりなさい」ってのも、むずかしい話ですよねー。(@_@;
P.S. それにしても、そのうち海の向こうでも"Fujoshi"が誕生するかも知れませんな。
« うどん丸香の「定食」 | トップページ | ニュースクリップ集:05/09-05/15 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント