なぜ飲食店のスピーカーはBOSEなのか?
ある暑い日の午後。営業まわりで渋谷の道玄坂上を歩いていたとき、オーディオメーカー「BOSE(ボーズ)」の専門店の前を通りかかりました。
一緒にまわっていた先輩が、ふと、「レストランとかの店って、だいたいBOSEのスピーカーなんだよな~」と言ってきました。
「ああ、そういえばそうですよね」とうなずく私。
「どうしてだか、知ってるか?理由があるんだよ」
「えっ??どうしてですか?」
「縁起物なんだよ。店が繁盛する様に、エンギかつぎ」
「へ?御利益があるんですか?なんか、昔からの由緒があるんですか?」と、問いただす私に、先輩はこう答えました。
「そうそう、昔から言うヤツ。“BOSE(ボーズ)丸儲け”」
……。
そのあと、帰り道で「いや、本当なんだって!信用しろよ!」と散々言われたんですが、いまでも微妙に疑問です。
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本当に坊主の「仙台四朗」と掛けているのかもしれない。(彼は江戸末期に生まれ、彼のゆく店は必ず繁盛したという。今でも居酒屋などでは写真が飾られている。)
そうでなければBOSEに拘る必要はまーーーったくないし。あと、愛知環状鉄道がBOSEのスピーカーなのは・・・単純にこだわりか。... [続きを読む]
質問にお答えします。BOSEは劣悪な環境(屋外、騒がしい場所)においても
聞きやすい音声を出力するためのスピーカーです。
いつのまにかBOSE=オーディオメーカーとなりましたが、
国産ピュアオーディオと比較すると劣悪な再生能力となります。
何故、ここまでブランドが浸透したのかは、
BOSEの再生帯域が高低音を捨てて中域を盛り上げているため、
雑音の多い環境でも音を聞き分けることができるからです。
こうした音は電気処理で作られた音ですから、
特にクラシック、ジャズのような生音を重視するリスナーからは、
ボーズ=音が悪いというのが常識です。
投稿: なこ | 2010.10.11 08:21