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2005.08.11

夏の匂いは記憶の栞

 先日、親類の見舞いのため病院に行ったとき、建物の匂いと病院食の匂いがまざった、独特の匂いを感じました。すると、ふっと、小学生の頃の「林間学校」の食堂の風景を思い出しました。

 昨日、お客さんの事務所が入っている建物の入り口のところで、エアコンの匂いと、洗い立てのシーツの様な匂いがまざった匂いを感じました。このときは、以前遊びに行った「沖縄のリゾートホテルのロビー」を思い出しました。

 ほんとうに、「ふっ」と思い出したんですよね。不思議なくらい。

 と思ったら、それを裏付ける様な文章がありました。

今日の香り:匂いと記憶

人間の五官のうち嗅覚だけが 他の視覚、味覚、聴覚、触覚と違って…直接大脳辺縁系という原始的な反応をするところにまず伝わるのです。そして考えるより前に記憶の中枢に行くとか、、、
 もともと夏は温度が高いので、匂いを強く感じるのでしょう。また、「海馬―脳は疲れない」という本の中に、脳の「位置ニューロン」というものが活発に働くため旅の記憶は残りやすい、と書いてあったと思います。つまり、このふたつのことが結びついて、「夏の思い出」が勝手にプレイバックされたと。

 今度旅行に行ったら、もっと匂いを嗅いでくるようにしよう、と思います。犬みたいに。

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コメント

なこさんはじめまして、 トラックバックありがとう。
”記憶の栞”すごくいい言葉ですね。

不思議な位、フッと思い出した時の懐かしさとおどろき…
すごくよくわかります。
旅に行ったら、私の鼻と舌も 大活躍します。ふふふ

コメントありがとうございます。

もちろん、私も、鼻も舌も、そして胃袋も大活躍です!

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