ハイデフとハイレゾの違い
「ハイデフ」は、いまCMなどを通じてMicrosoftが流行らせようとしている言葉。"high definition"(=高精細)の略。
同じ画面の大きさでも、より細かく表示することができる画面の性能のことです。小さな文字でもくっきり見えたり、画像のキメを細かく表示できるので、よりリアルに見えます。
その昔、NECのPC-9801というパソコンが全盛だった時代、通常の解像度(640x400)を超える機種が出たときに、「ハイレゾ(high resolution,高解像度)」という言い方をしていました。
その後、Windows時代になって、さまざまな規格が登場し、SVGA(800x600)とかXGA(1024x768)とか、個別の呼び方をしています。
まさにこの変化が、TVの世界に起きています。「ハイビジョン対応」という言葉はちょっと長いなー、と思っていたら、Microsoftが新型ゲーム機"X-BOX 360"のキャッチコピーとして
「ハイデフ」
という言葉をもってきました。
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PCと同様、ハイデフにも幾つか種類があって、そのなかで現在主に使われているのが、
720p (1280×720 プログレッシブ)
1080i (1920×1080 インターレース)
です。現在、各社から出ている「フルハイビジョン」という規格は、この1080iの事ですね。(インターレースとプログレッシブの違いはこちらを参照)
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…で、ハイレゾとハイデフは何が違うのか?
[分類その1]
●くっきり=ハイレゾ(高解像度)
●細かく=ハイデフ(高精細)
[分類その2]
●入力・あるいは画像データの高い能力=ハイレゾ(高解像度)
●出力・画面表示での高い能力=ハイデフ(高精細)
[分類その3]
●PC用語ではハイレゾ(高解像度)
●TV用語ではハイデフ(高精細)
…どれもピンと来ない。
英語のサイトなど見回ってみたんですけど、「ハイデフの方がハイレゾより上」とか、なんだかよく分からないことが一杯書いてあって、結局答えがみつかりませんでした。(^-^;
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