ウィルスをとっておく男
以前勤めていた会社の同期は、ユニークな男でした。
ウィルス対策ソフトで自分のパソコン内部にウィルス感染が見つかると「うほー!」と喜ぶのです。そしてその「感染ファイル」を、あるフォルダにまとめて、大事そうにとっておくのです。
しかも、共有サーバ内に!
ある日、上司が共有サーバ内のこのフォルダに気づきました。
「おい、この共有サーバにあるこのフォルダは一体なんだ?『虫かご』っていう名前の。」
そう、彼の命名は『虫かご』。
彼にとっては昆虫採集の一環だったのかも知れませんが、虫ではなくむしろ病原体なのだと言いたいです。エイリアンを守ろうとしたり、モスラを守ろうとしたりする人たち同じ人種なのでしょうか?
上司に叱責され、フォルダーを削除するようにいわれました。泣く泣く消していましたが、ちゃんと自分のPC内にコピーしていました。困ったモンだ。
#数年前の話なので、いまはそんなことをしていないと思いますが。
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