とげ抜きスッチー
私のいとこが、スッチー(客室乗務員)をしています。
彼女が、突然ウチに遊びに来ました。「久しぶりー」と挨拶すると、すぐに以下のような話をし始めました。
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数日前、左足先に長さ1cmくらいのトゲが刺さった。自分で取ろうとしたが、中に入り込んでしまった。
自分のダンナが外科医なので、取ってくれと頼んだが、「ほっとけば、そのうち出てくる」と言われて断られたので、「ヤブ医者」と罵倒した。
次に、実家の近くの総合病院に行って診察してもらった。しかし普通の外科外来のはずなのに、その医者は何故か脳外科医。「このトゲは取れない」「どうしても取るというなら、2cmくらい皮膚を切って、その後縫合しなければいけない」と言われ、赤チンを塗って返された。(しかも、無意味に薬を多数渡された)。
「二度と来るか」と捨て台詞を吐いて出てきた。
仕事もあったので、数日間ほっといたが、段々痛くなってきた。
我慢できずに、通りかかった医院に入ろうとしたが、そこはなんと「肛門科」。
それでも、ちゃんとトゲを抜いてもらった。
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で、その肛門科はウチの近所だっため、ついでに遊びに来たらしいのです。
彼女は、「さすがは肛門様」と言っていました。
明日からパリのフライト、ファーストクラス担当だそうです。ストッキングの下の絆創膏をさすりながら、「棘を抜いてもらったので、足の踏ん張りがきく。ワインを5本は抱えて持っていける」とご満悦でした。
彼女はあっという間に帰って行きましたが、話を聞いて、少しでもそのバイタリティを分けてもらった様な気がしました。
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