GW前に1泊で遊びに行った軽井沢。その二日目の昼食。
ペンションでしっかりと朝食を取った後に、ミカドコーヒーのソフトクリームやら、浅野屋のパンやらをつまみ食いしたので、ハッキリ言ってお腹はいっぱい。でも、やっぱり蕎麦が食いたい!
…ということで、中軽井沢から北方面の山道をフラフラと走っている途中に、蕎麦屋の看板を右手に見つけ、条件反射的に右折進入しました。門を通ってから急坂を登ったところにある、見晴らしの良い高台の一軒家です。さらに見上げると、派手な鯉のぼりが飾ってありました。
注文したのは、ざるそば。850円。
自然風田舎風の蕎麦です。一気にすすって胃に放り込むというより、噛み切りながら味わって食べる蕎麦。甘みが強いです。季節はずれではありますが、なかなかの香りです。つけダレは辛めで、東京味の蕎麦に慣れている身としては、実にちょうど良い感じです。
そして、うまかったのが鴨のロース焼。1000円と高額ですが、高級レストランで食べる鴨より、さらに1ランク上のお味でした。臭みが全くないところに鴨の風味がのり、噛みしめると脂がほとばしり、天然塩のまろやかな味付けと相まって、実に旨い。
最後に、そば湯を出してくれたのですが、通常のそば湯とは別に、湯呑みに入れて「10倍濃縮のそば湯」を出してくれました。重湯の様なトロトロ感覚で、少しすするとフワっと蕎麦の香りが広がり、シッカリとした穀物の甘みが残ります。貴重な味わいでした。
個人的に、運転中にパッと見つけて入った店としては最高ランクです。まだ新しいお店の様で、ガイドブック等にもおそらく載っていないでしょう。午後2時~3時にはのれんを下ろしてしまいますので、行くときはお早めに。
★そば処 みの里
長野県北佐久郡軽井沢町長倉2165-24
0267-45-4355
営業時間:11:30~15:00(7月~9月は16:00)
休日:火曜(通年、8月は無休)、水曜(12月~4月)、冬季休業(成人の日翌日~春分の日前日)
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