ウェブ進化論
ようやっと読みました。
「こーゆー本が、ベストセラーになる時代なんだー」と、感慨深く思いました。
インターネットに関する技術革新によって、Web2.0革命と呼ばれるものが起きている。情報取得に関するコストが下がり、企業における情報資産の価値が低減する。このWeb2.0革命によって、
・既存のビジネスモデルは消滅していく。
・既存のIT企業は置いて行かれる。
・既存の人々(40代以上)は置いて行かれる。
この革命についてこれないと、大変なことになりますよ、という内容です。
自然淘汰の時代が来るという主張。「資本主義はやがて破綻する。共産主義革命に異を唱える資本家どもには鉄槌を」というのに似ています。まあ、だから「ウェブ“進化論”」なわけですね。
しかし、マルクスが「資本論」を出版するにあたり、(唯物史観の着想にヒントを得たとして)ダーウィンに対して感謝の献辞を書こうとしたところ、ダーウィンから「私は(新しい)宗教には興味がない」と言って断られた、というエピソードを大学の人類学の先生から聞いたことがあります。
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「Web2.0と共産主義の共通点」的なものは、ネットで散見されます。「Web2.0は宗教的な共同体の中での現象」とする記述も見られます。
考えてみれば、「2.0」という表現は、この上なく進化論的なんですよね。そういうことを、あらためて気づかされる一冊でした。
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