800字を書く力
800字を書く力 (祥伝社新書) (祥伝社新書 102)
posted with amazlet on 08.03.03
鈴木 信一
祥伝社 (2008/01/25)
売り上げランキング: 6019
祥伝社 (2008/01/25)
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以前読んだ「読解力」に関する本「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因」に感銘を受けて以来、久々に同様の書を手に取りました。こちらの著者も同様に、国語の先生です。
主な内容をかいつまむと
・まず書き始めることが大事。プライドを捨てる。
☆文章は自ずから作られていく。前の文章の足りない情報を補いながら展開していく。
・文章を書くことは、すでに頭にある内容を再現する作業ではない。
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・退屈させないためには、文章に淀み・佇みが必要。
☆展開の妙が不可欠。=視座の高さの変化を実感させる。
・起承転結は不要。結論は先に。
・あえて常識的・論理的な展開を壊す事も必要。
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・文章の中では、具体と抽象が行き来されている。
・読解に関しては「国語に正解はある」
☆段落意識の重要性/書いてある文章をちゃんと読み解けるか。
…段落意識、難しいですねー。この本の中に「段落分けの練習問題」があるのですが、これが解けない。ついつい読み方が上滑りになっている事を思い知らされます。読書の量も必要ですが、一冊一冊をちゃんと読まないといけない。ちゃんと読めないと、ちゃんと書けない。その通りですね。
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