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2008年3月の7件の記事

2008.03.26

白洲次郎名言集

白洲次郎名言集―男の品格2 (コスミック新書)
清水 將大
コスミック出版 (2007/08)
売り上げランキング: 10568

 
 明石家さんまもキムタクも敬愛していると言われる、日本で一番格好良かった男、白州次郎。明治35年、神戸芦屋に豪商のお坊ちゃまとして生まれ、イギリス・ケンブリッジ大学卒。太平洋戦争後、GHQとの交渉役、通産省の創設、東北電力会長などを歴任。180cmの長身でハンサム、戦前から外車のスポーツカー(ベントレー)を乗り回し、ジーンズを初めて穿いた日本人とも言われます。

 白州次郎に関する本はいくつかあります。↓など。

白洲次郎 占領を背負った男
北 康利
講談社 (2005/07/22)
売り上げランキング: 8859

 
 今回読んだ本(名言集)は、その名の通り彼の発言にフォーカスして章立てされていて、軽い読み物となっています。いくつかその言葉を挙げると、

・(イギリス・ケンブリッジ大学に留学した理由を聞かれて)「僕は手のつけられない不良だったから、島流しにされたんだ」

・(GHQに日本国憲法案を強引に押しつけられた当時の外務省の記録に残した言葉)「『今に見ていろ』ト云フ気持抑ヘ切レス ヒソカニ涙ス」

・(GHQの将校に「英語が上手ですね」といわれ)「あなたももう少し勉強すれば立派な英語になりますよ」

・「人様にしかられたくらいで引っ込むような心臓は持ち合わせがない」(吉田茂の側近と云われ、批判されたとき)

・「地位が上がれば上がるほど、役得ではなくて役損だ。よく覚えておけ」

・「葬式無用 戒名不要」(遺言)

 読んでいて気持ちが良くなります。元気が出ます。

 こういう、ガチッとした信念とプライドを持ち、どんな人間とも直球勝負できる様な人間というのが、敗戦処理に向いているのでしょうね。なんとなく、人物像が勝海舟とダブるんですよね。自分の役目が終わると、政治の一線からは身を引いて、経済復興に携わる所なども似ていると思います。

2008.03.24

ニュースクリップ集:03/03-03/23

 3週間分のニュースクリップです。(計:44clip)

 ぴっくあっぷは

「神はいない?」偉人たちの無神論的な50の格言
ニーチェ「どっちなんだ?人間が神の失敗作なのか、それとも神が人間の失敗作なのか」

酔いどれ解説者・松木安太郎さんがNHKで神演技連発の件。
確かに笑いました。

“馬糞”“痴漢”“痔”など、変な文字のタトゥーを入れるアメリカ人が急増
「両思い」「腕白」「馬鹿外人」など。

二つの都市伝説
six degreesと茹でガエルの話。

 ケータイ大喜利、おもしろかった。

続きを読む "ニュースクリップ集:03/03-03/23" »

2008.03.07

緑色の教授:筑波常治先生

 緑色の教授。

 毎回、緑色のスーツに緑色のシャツ、緑色のネクタイという出で立ちで登場する教授がいました。(金ピカ先生という人もいましたが、予備校の先生でしたよね)

 黒板は自ずと緑色なのですが、ペンも緑色(インクも)、そしてなんと印鑑の朱肉も緑色(緑肉?)、という徹底ぶりです。でも、緑といっても「濃い緑」「薄い緑」などでコーディネートされていて、お年を召されているとはいえ、なかなかスマートな印象でした。

 よほど変わった先生だと思われると思いますが、授業はすごくまじめ。一般教養科目の「自然科学概論」という授業でした。(正直、内容はほとんど覚えていません。今ならすごく興味のある内容なのですが、時既に遅しです。なおここに概要がありました。先生のお写真も)。

 ところで、この先生に関して、あるうわさがありました。

 「…筑波先生って、皇位継承権があるらしいぞ。」

 「へー。」と思ったものの、当時はそれ以上の詳しいことも知らず、とりあえず単位をもらい(たしか「良」)、大学を卒業しました。

 卒業して数年経ち、そのお名前を再度拝見したのは、思わぬところでした。「靖国神社A級戦犯合祀」に関しての記事です。

父は合祀に慎重だった 故筑波宮司の長男証言 「東京新聞」(2005

 そして、日経新聞のスクープとなった例の「富田メモ」にも、昭和天皇の言葉として、父君のお名前が出てきます。

富田メモ - Wikipedia

私は或る時に、A級が合祀され (中略) 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが

注)このメモについては、真偽や読み方、本当に昭和天皇の言葉なのかなど、議論があります。上記記事参照。

 ここに出てくる父君は、上記記事内にあるとおり靖国神社5代目宮司、筑波藤麿氏です。もともと山階宮という宮家のご出身(山階宮藤麿王)。お兄様の山階芳麿氏は、紀宮さまが勤務していた「山階鳥類研究所」の創設者です。

 ただ、筑波教授がお生まれになるまえの昭和3年に父君が臣籍降下されているとのことで(そのときに筑波姓となったわけですが)、皇位継承順位として序列されたことは無かったのかもしれません。また、現在、皇位継承権は(現在の)皇族の男子のみにあります(←皇室典範)。

---

 筑波教授は7年前に大学を退職されたようですが、今は如何されているのでしょうか?ネットで色々と教授の著作を多数見つけましたので、今度手に取ってみたいと思います。

参考:

中野「粗忽庵」日乗 : 筑波常治先生(元・早稲田大学教授)

帳主の雜感 筑波常治教授の定年退職と筑波藤麿靖國神社宮司

2008.03.04

「読み」の整理学

「読み」の整理学 (ちくま文庫 と 1-3)
外山 滋比古
筑摩書房 (2007/10)
売り上げランキング: 8408

 読解に関する本では、「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因」「800字を書く力」に続く3冊目に読んだ本です。外山滋比古さんの本としては「思考の整理学」に続く2冊目です。

 「読み」の整理学、とタイトル名がつけられていますが、これは「“思考の整理学”が売れたから、整理学とつけた」くらいの勢いで、内容を表したものではないと思います。私なら「読解力2.0」、とでもつけるかな。(…センスないですね)

 「既知のものを読む」ような読み方をアルファ読み、「未知のものを読む」読み方をベータ読みと定義しています。

 私の理解では、読み方を洞窟探検にたとえると、アルファ読みは「ちゃんと入り口から入って、地図をもって、命綱を引いてもらって探検する」ようなやり方。一方、ベータ読みは「いきなり目隠しとヘッドフォンをされて洞窟の中に放り込まれ、懐中電灯一つでそこから脱出する」ようなやり方だと思います。このやり方だと、自分の全感覚を研ぎ澄ませてで洞窟の壁の様子や風の方向などを観察して、徐々に状況を理解しようとします。

 一方、アルファ読みの方は、地図を持っているので、そこまで観察しません。だからこそ、見落としてしまうものがあると、そんなように思います。

 ですから、余計な地図(読みにおいては先入観など)を持たずに、洞窟の様子を観察(文章を書かれているとおりによく解読)することにより、より深く文章を理解することが出来る、と、このようにも思いました。

 著者も「古典の素読」「読書百遍」を推奨しています。どうも速読がしっくりこない私は、ねちねちじっくり読もうというこの本の内容に、勇気づけられました。

雪の京都旅行

20080206keitai-010 

 業界団体の行事で、一泊二日にて大阪・京都に行ってきました。

 「ひかりグリーン車」+「天王寺都ホテル」というJTBの出張プランで行きました(まともに電車と宿泊チケットを買うより安い)。朝に出発で、一日目のお昼は車内でお弁当。

 大阪で行事の終了後、懇親会(すき焼き)開始までのわずか90分の間に、天王寺駅前のホルモンを食べに行くという強行軍。ホルモン-すき焼きのはしごですっかりおなかが一杯になりました。

 翌日、10時にホテルを出発して、大阪環状線で大阪駅へ。途中「二人の兄ちゃんが3人分の座席を前後で占拠して、朝からビールを飲むの図」「その兄ちゃんを視線でどかして、普通のお姉さんがその隣に座るの図」など、大阪ならではの風景にも立ち会うことが出来ました。

 新快速に乗り、30分で雪の京都へ。京都では地元の方にご案内いただきました。

清水寺→産寧坂→高台寺→ねねの道→円山公園→知恩院→順正(粟田口)で湯豆腐→平安神宮、という散歩コース。古民家の町並みがすばらしく、良い雰囲気でした。

 いずれの場所も、桜が咲けば、人ごみで動きがとれなくなるそうです。それを聞いたとしても、一度は桜の京都を見たいものだと改めて思いました。

2008.03.03

800字を書く力

800字を書く力 (祥伝社新書) (祥伝社新書 102)
鈴木 信一
祥伝社 (2008/01/25)
売り上げランキング: 6019


 以前読んだ「読解力」に関する本「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因」に感銘を受けて以来、久々に同様の書を手に取りました。こちらの著者も同様に、国語の先生です。

 主な内容をかいつまむと

・まず書き始めることが大事。プライドを捨てる。
☆文章は自ずから作られていく。前の文章の足りない情報を補いながら展開していく。
・文章を書くことは、すでに頭にある内容を再現する作業ではない。
---
・退屈させないためには、文章に淀み・佇みが必要。
☆展開の妙が不可欠。=視座の高さの変化を実感させる。
・起承転結は不要。結論は先に。
・あえて常識的・論理的な展開を壊す事も必要。
---
・文章の中では、具体と抽象が行き来されている。
・読解に関しては「国語に正解はある」
☆段落意識の重要性/書いてある文章をちゃんと読み解けるか。

 …段落意識、難しいですねー。この本の中に「段落分けの練習問題」があるのですが、これが解けない。ついつい読み方が上滑りになっている事を思い知らされます。読書の量も必要ですが、一冊一冊をちゃんと読まないといけない。ちゃんと読めないと、ちゃんと書けない。その通りですね。

ニュースクリップ集:02/11-03/02

 3週間分のニュースクリップです。(計:30clip)

 ぴっくあっぷは

洗眼:プール後の水道水は逆効果、感染しやすく…慶大研究
ゴーグル着用もしくは蒸留水で洗えと。

ギョーザにぴったり?「えが茶ん」が人気
江頭曰く「毒をもって毒を制す。中国冷凍ギョーザにぴったりだ」おいおい

古川 享 ブログ: MS IMEさらに...お馬鹿になっていく
MS社員「IME開発の主体が、中国にシフトしまっていて我々も手を出せない......個人的にはATOKに切り替えようと思っている」

東大生はどんな本を読んできたか
「パッケージ化された教養」の破壊と復権…なるほど。

 新教養主義みたいなものがでてくるのでしょうか。

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