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2008.03.07

緑色の教授:筑波常治先生

 緑色の教授。

 毎回、緑色のスーツに緑色のシャツ、緑色のネクタイという出で立ちで登場する教授がいました。(金ピカ先生という人もいましたが、予備校の先生でしたよね)

 黒板は自ずと緑色なのですが、ペンも緑色(インクも)、そしてなんと印鑑の朱肉も緑色(緑肉?)、という徹底ぶりです。でも、緑といっても「濃い緑」「薄い緑」などでコーディネートされていて、お年を召されているとはいえ、なかなかスマートな印象でした。

 よほど変わった先生だと思われると思いますが、授業はすごくまじめ。一般教養科目の「自然科学概論」という授業でした。(正直、内容はほとんど覚えていません。今ならすごく興味のある内容なのですが、時既に遅しです。なおここに概要がありました。先生のお写真も)。

 ところで、この先生に関して、あるうわさがありました。

 「…筑波先生って、皇位継承権があるらしいぞ。」

 「へー。」と思ったものの、当時はそれ以上の詳しいことも知らず、とりあえず単位をもらい(たしか「良」)、大学を卒業しました。

 卒業して数年経ち、そのお名前を再度拝見したのは、思わぬところでした。「靖国神社A級戦犯合祀」に関しての記事です。

父は合祀に慎重だった 故筑波宮司の長男証言 「東京新聞」(2005

 そして、日経新聞のスクープとなった例の「富田メモ」にも、昭和天皇の言葉として、父君のお名前が出てきます。

富田メモ - Wikipedia

私は或る時に、A級が合祀され (中略) 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが

注)このメモについては、真偽や読み方、本当に昭和天皇の言葉なのかなど、議論があります。上記記事参照。

 ここに出てくる父君は、上記記事内にあるとおり靖国神社5代目宮司、筑波藤麿氏です。もともと山階宮という宮家のご出身(山階宮藤麿王)。お兄様の山階芳麿氏は、紀宮さまが勤務していた「山階鳥類研究所」の創設者です。

 ただ、筑波教授がお生まれになるまえの昭和3年に父君が臣籍降下されているとのことで(そのときに筑波姓となったわけですが)、皇位継承順位として序列されたことは無かったのかもしれません。また、現在、皇位継承権は(現在の)皇族の男子のみにあります(←皇室典範)。

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 筑波教授は7年前に大学を退職されたようですが、今は如何されているのでしょうか?ネットで色々と教授の著作を多数見つけましたので、今度手に取ってみたいと思います。

参考:

中野「粗忽庵」日乗 : 筑波常治先生(元・早稲田大学教授)

帳主の雜感 筑波常治教授の定年退職と筑波藤麿靖國神社宮司

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