湯西川の水陸両用バスに乗った
栃木県、鬼怒川温泉の先にある、湯西川と言う所の「道の駅」が集合場所です(湯西川温泉街からはやや離れています)。この近くはダムがいくつもあり、現在も「湯西川ダム」が建設真っ最中で、ゴネている群馬の八ツ場と同じような状況ですが、このあたりは割と国土交通省と上手くやっているようで、この水陸両用バス事業も、「ダム建設に対する理解を深める云々」などの能書きとセットで、あっちこっちからうまくお金を集めてやっている事業だと思われます。和を以て貴しとなす、ですね。
この水陸両用バスは、いすずのトラックを改造して作った、とのこと。船用のエンジンも個別に搭載されています。法規上の問題で、窓ガラスがなく、トロリーバスみたいです。
まずはダムの見学。道の駅・湯西川から、このバスに乗り、トンネルをいくつか抜けて、川治ダムへ。
そこで、ダムのエレベータを下りて、実際にキャットウォーク(ダムの壁面の細い通路)を歩くことが出来ます。
「国土交通省のヘルメットを被れるという体験も珍しいですよー」などといわれると、まあそうなのかと思ってしまったり。
さて、ダムから離れて、いよいよ このダム湖の入り口に向かいます。
周りをチェックして、OKが出ると、旗の合図でいざ進水。わりと、想像通りな感じで進水します。「どっぷん」と言う感じはあまりなく、スムースに進みました。むしろ、陸に上がる方が大変みたいです。
このダム湖はイワナやマスなど、沢山の生物がいるらしいですが、ダムという構造上、立ち入りは禁止とのことでした。(船が一艘入ってきてましたが、不法行為みたいです)
帰って調べてみたら、専門の業者がツアーを請け負っているみたいですね。詳細情報はこちら。
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